リフレッシュ:青空の近くへ・海をかける

 
 
 
*目にやさしい背景色を使用*











南の島へ、いきますよ!








< 本文は:物語風に2分 >


目次

1.タウパの前書き <参加できるのは、子どものいる大人>

2.空へ青空をだきしめに

3.風をかんじながら好きなことをする

4.風をおいかけて海を走る

5.まとめ <目をつぶって>








それでは、物語風におくります














― そこは、さんご礁にかこまれたのしげる島 ―







1.タウパの前書き <参加できるのは、子どものいる大人>


こんにちは、島に住む10才のタウパです。

遊んでるみたい、なんだってばぁ。

だけど、

そうじゃないって、大人がいいます。

この競争に参加できるのは、子供のいる大人だけ。

20代、30代、40代、50代の人もいる。

お父さんやお母さんは、

競争なのに、みんな楽しそう。

ぼくもお父さんになったら、やりたいってばぁ。 


















 2.空へ青空をだきしめに

「のぼるのが、たいへんじゃない。ずいぶん高いヤシの木にしたのね――」

女の大きな声が、飛んできました。

「ギギス、わたしのぶんも取って」

腰に茶色い布をまいたギギスが、幹のとちゅうから下をむきました。

従妹のキノアが茶色い布で、袋のようにつくったワンピースを着て、見あげています。

「おう、まかせとけ。風をうける帆は、できてるんだろうな」

「あたり前じゃない。うすくてじょうぶな葉であんだから、つよい帆よ」

幹の先でヤシの葉が放射状にひらき、そのむこうに空が青くひろがっていました。

葉の芯に手をかけたギギスが、芯のあいだをあがります。

「ギギス。カヌーの船体にするのは、がんじょうで、先がほそくなってるのがいいわ――」

葉の根元からでた芽は、スラッとした大根のような形をしています。

それがパカッと縦にひらき、なかからたくさんのツルがあらわれ、そこにヤシの実がなります。

「ツルをつつんでいた殻を、カヌーの船体につかう。こいつはいい。おなじようなのが、ちょうどふたつある」

腰をのばして立ったギギスが空をあおぎ、手の甲でひたいの汗をぬぐいました。

「おお、雲に手がとどく。空だ、俺は空にいる。空をだきしめられるぜ」


















 3.風をかんじながら好きなことをする

葉をふいた屋根の下を風が、とおりすぎていきます。

ヤシの葉をあんだマットをしいた床に、ふたりが材料をあいだに、あぐらをかいています。

「ギギス、私のは、自分でつくるわ」

「俺のつくるカヌーはよく走る。はやいぞ」

キノアのあんだ帆が、三角をしていました。 

「じょうできだな、この帆は。軽いのにがんじょうだ」

キノアの前髪が、風に小さくゆれています。

「あぶった葉をうすくするの、たいへんだったんだから」

ヤシの実の皮の繊維をよりあわせた紐で、帆のふちを棒にしばりました。

船体は上部がひらいていて、巨大ならば人が乗れそうです。

「紐を張るようにむすんで、おっと!」

帆を、風がうごかしました。


















 4.風をおいかけて海を走る

海は、潮が引いて海水がうすく残り、ところどころに海底の白い砂のもりりあがりが、顔をだしています。

海水をはねあげながら浜へむかって走ってきた大人たちが、アウトリガーのついたカヌーをひろいあげ、踵をかえして歩きます。

沖からふいてくる風を、その全身でうけました。

海面が日差しをはねかえし、目をほそめるほど光にみちています。

沖に横一列になった大人が、浜へむいて前かがみになった手で、カヌーをおさえます。

「いいかぁ、いくぞ。せぇの――」

大声があがり、カヌーが飛びだしました。

それをおって、大人たちがいっせいに走りだし、帆をはらませる風と競争です。

男や女のはりあげる声が、ひろい空間へ消えていきました。

「よし、そのままだ、そのまま浜へ、まっしぐらだ」

「いやだ、曲がらないで、だめぇ、そっちへいったら――」

いくつもの素足が、砂の海底に着地し、しぶきがあがります。

しぶきが陽光をうけて虹色にかがやき、いくつもの虹のなかを、カヌーをおいかけて大人たちが走りました。








  5.まとめ <目をつぶって>








こんにちは、どふぁらずら。

カヌーをおって海を、みんなでかける。

リフレッシュずら。

ほらッ!

目をつぶれば、そこは海ずら。




おっと!

子どもたちは、育まれるずら。

・みんなで外遊び >








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