優しさ:カッコいい男子・ステキな女子に

 



やぁ、冬の大三角形(だいさんかっけい)をめぐる旅(たび)へ、ようこそ。

3つのサイトをめぐって、島をたのしむよ!

<はじめての子は> 

めぐってる子は、ここは島(とう)みんの思いのページ、さぁ本文へ ↓ 

 


-それぞれの画像(がぞう)は “自由(じゆう)と願(ねが)い” の象徴(しょうちょう) -








見(み)た目(め)は大切(たいせつ)だけど、やっぱりやさしさだよね。








本文は:物語風に5分

<ふりがな> 小学3年生~


もくじ

1.タウパの前書き

2.足のない男の子が走る

3.スラッと背の高い男の子

4.ひっしにおいかける

5.あそんでるんだから楽しくないと

6.楽しんだら楽しくなった

7.落ちこんだ重い気持ちを軽く

8.ほんの少しの思いやり

9.まとめ








それじゃあ、物語(ものがたり)みたいに、いくよ















― そこは、さんご礁しょうにかこまれたのしげる島しま ―








1.タウパの前書まえがき


こんにちは、海(うみ)や林(はやし)ですっぱだかであそぶ、10才(さい)のタウパです。

男(おとこ)の子(こ)とか女(おんな)の子(こ)とか、関係(かんけい)ないってばぁ。

どっちもやさしいのが、

かっこいいし、ステキだってばぁ。


















 2.足あしのない男おとこの子こが走はしる

スラッとのびるみきが、立(た)ちならぶヤシ林(はやし)でした。

子供(こども)たちが、草(くさ)をとびこすように走(はし)ります。

鬼(おに)ごっこをしていました。

タンが鬼(おに)になりました。

タンには、両方(りょうほう)の足(あし)がありません。

太(ふと)ももが手(て)のひらのはばぐらい、のこっています。

両手(りょうて)を前(まえ)につき、体(からだ)をはこんで進(すす)みます。

子供(こども)たちが、かた足(あし)だけを使(つか)ってにげました。

タンがうでをいきおいよく前(まえ)にだし、体(からだ)が草(くさ)をおしわけます。

はやい、はやい。

背(せ)の低(ひく)い女(おんな)の子(こ)においつきました。

かた手(て)で女(おんな)の子(こ)の足(あし)にふれます。


















 3.スラッと背せの高たかい男おとこの子こ

鬼(おに)じゃなくなったタンがにげます。

タンをおいかけるなら、鬼(おに)はかた足(あし)だけしか使(つか)えません。

鬼(おに)の女(おんな)の子(こ)が、べつの男(おとこ)の子(こ)をおいかけました。

スラッと背(せ)の高(たか)いルーボです。

ルーボがうでを大(おお)きく横(よこ)にふり、ひっしに足(あし)をあげます。

背(せ)の低(ひく)い女(おんな)の子(こ)が、あっという間(ま)においつきました。

ルーボの背中(せなか)にタッチします。


















 4.ひっしにおいかける

鬼(おに)になったルーボが、走(はし)りだしました。

子供(こども)たちが、いっせいにうごきます。

ルーボがおいかけ、男(おとこ)の子(こ)がヤシの木(き)をまわりこみます。

その木(き)の横(よこ)を、ルーボがまっすぐに進(すす)みました。

女(おんな)の子(こ)が、葉(は)のしげる木(き)のあいだを、ぬけてにげます。

ルーボが、両(りょう)うでを大(おお)きく横(よこ)にふっています。

いっしょうけんめい、足(あし)をあげて走(はし)りました。

ですが、だれもつかまえられません。


















 5.あそんでるんだから楽たのしくないと

ルーボの前(まえ)にタンがでました。

いっしゅんです。

いっぽうのこぶしをつきあげました。

ケンケンをしようとしたルーボが、立(た)ちどまります。

≪そうだ。そうだった。もう、あんな暗(くら)い気持(きも)ちになるのは、いやだ。落(お)ちこむのなんて、大(だい)っきらいだ。ひっしになったら、だめ。楽(たの)しまなきゃ。強引(ごういん)にでも楽(たの)しまなきゃ≫

心(こころ)の中(なか)で思(おも)いました。

ルーボの顔(かお)に、えみがうかびます。

「も~、みんなにげ足(あし)、はやいんだから」

ルーボが大(おお)きな声(こえ)でいい、うでを大(おお)きく横(よこ)にふって走(はし)ります。

「そんなにはやかったら、つかまえられないって。これじゃあぼくが鬼(おに)で、ずっとみんなをおいかけられる。ぼくばっかりおもしろくって、も~」


















 6.楽たのしんだら楽たのしくなった

ルーボが、えがおで走(はし)っています。

「だからみんな、イルカみたいにはやいって。ぼくなんか、たまごを産(う)みにきた、はまを歩(ある)くカメなんだから。やっぱりちがう、カメよりははやいから!」

男(おとこ)の子(こ)のひとりが、ルーボの後(うし)ろから背中(せなか)にタッチしました。

ルーボがふりかえります。

「かわれ。ぼくが鬼(おに)をやる。5つ数(かぞ)えるから、そのあいだに遠(とお)くへいけ」

ルーボが走(はし)りだしました。

ひっしににげようとして、思(おも)いだしました。

≪だめだめ、ぼくが、いっしょうけんめいになったら。楽(たの)しまなきゃ≫

ルーボが走(はし)りながら、ほがらかにいいます。

「ぼくがつかまったら、また鬼(おに)だよ。カメよりはやく、おいかけるからね」

みんなの口元(くちもと)に、えみがうかびました。


















 7.落おちこんだ重おもい気持きもちを軽かるく

走(はし)っているルーボのうでが、大(おお)きく横(よこ)にうごきます。

タンが鬼(おに)になり、みんなケンケンでにげました。

≪ほんとうだ。タンのいうとおりだ。走(はし)るのがおそくて落(お)ちこんでいたぼくに、タンが教(おし)えてくれたんだ。楽(たの)しめばいいよ、楽(たの)しむんだよ、って。そういわれたとき、すごく気持(きも)ちが軽(かる)くなった≫

タンが鬼(おに)じゃなくなり、ルーボが両足(りょうあし)で走(はし)ります。

ルーボが後(うし)ろをかくにんしました。

だれもおいかけてきません。

≪タンのいったとおり、あんまりつかまらなくなった。みんなとおなじように、あそべる≫


















 8.ほんの少すこしの思おもいやり

また、タンがつかまりました。

両(りょう)うでをいきおいよく前(まえ)にだして、体(からだ)をはこびます。

かた足(あし)で走(はし)るルーボが、ほほえんでいます。

≪タン、気持(きも)ちを軽(かる)くしてくれて、ありがとう。今(いま)、すごく楽(たの)しい≫

日(ひ)ざしをうけて草(くさ)が、光(ひか)っています。

ルーボの元気(げんき)な声(こえ)でした。

「ぼくをおいかけたら、すぐにつかまっちゃうって。も~鬼(おに)になっても、楽(たの)しいから、カメよりはやく、おいかけるからねぇ」








 9.まとめ







やぁ、どふぁらずら。

がんばったルーボ、かっこいいずら。

それをささえた、みんなも!

んだが、やっぱり一番(いちばん)は、

ほんのちょっとのやさしさを、ルーボにむけた、タン。

ほんのちょっとのやさしさで、

男(おとこ)の子(こ)はかっこいい、女(おんな)の子(こ)はステキ、ずら。




おっと!

こっちは、女の子がかっこいいずら。

↓

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