結婚:こんなパパやママだったら




*目にやさしい背景色を使用*











結婚って?

でも、結婚したから、パパとママなんでしょう。








本文は:物語風に4分

<ふりがな> 小学3年生~


もくじ

1.タウパの前書き <毎日うれしそう>

2.かっこ悪い

3.よく口げんかしてる・結婚したくないかも

4.くるしかったり、こわかったり・短いほうがいい

5.ケガをしたニワトリ・やさしいお父さん

6.お父さんとお母さんの、きょうどう作業

7.親は、自分のしょうらい・あこがれる

8.まとめ








それでは、物語風(ものがたりふう)におくります















― そこは、さんご(しょう)にかこまれたのしげる(しま) ―








1.タウパの前書(まえが)き 毎日まいにちうれしそう>


こんにちは、(しま)(すむ)む10(さい)のタウパです。

ぼくのお(とう)さんは、(うみ)でりょうをするのが、じょうず。

海水(かいすい)がおきへ(とお)ざかったあとの、すな()

こしぐらいのふかさの(うみ)

そして、(かい)ていが(いわ)(うみ)なんかから、

(さかな)だけじゃなく、エイやタコ、シャコやゴカイなんかも、とってくる。

それをみてお(かあ)さんは、毎日(まいにち)うれしそう。

だからぼくも、

とるのが、じょうずになるんだってばぁ。

















 

2.かっこ(わる)

たくさんのヤシの()のあいだです。

(みち)が、(いえ)のたつ集落(しゅうらく)へつづいています。

(じょう)きゅう(せい)(おとこ)()が3(にん)ならんで、(はな)しながら下校(げこう)します。

「きのうの野犬(やけん)、くたばったかな?」

(いぬ)どうしのケンカに()けて、かた(あし)をあげて(ある)いてるところを、おれたち3(にん)()のぼうで、ぶったおれるまでたたいたんだ」

「だよな。ふっ(かっ)するなんて、ないよな」

「あたりまえだろう」

そのうしろを、(おんな)()が3(にん)ならんで、(ある)いています。

()のパッチリしたユサでした。

≪いくら野犬(やけん)だからって、(よわ)ってるのに、よってたかって、かっこ(わる)いなぁ≫

(じょう)きゅう(せい)へ、(こころ)(なか)でいいました。

 
















3.よく(くち)げんかしてる・結婚(けっこん)したくないかも

(にん)(おんな)()が、(あし)をとめました。

(じょう)きゅう(せい)(おとこ)()から、はなれて(ある)きます。

ユサが、となりの(おんな)()(はな)します。

「わたしたちも大きくなったら、結婚(けっこん)しなきゃいけないのかな?」

「わたしは、お(かあ)さんみたいに、すると(おも)うよ」

「わたし、結婚(けっこん)なんてしたくない。だって、いいなって(おも)える(おとこ)()、いないんだもん」

「うちのお(かあ)さん、お(とう)さんのこと、いいって(おも)ってるのかな? よく(くち)げんかしてるから。そういわれてみると、うちのお(とう)さんとお(かあ)さんみたいだったら、結婚(けっこん)したくないかも……」

もうひとりの(おんな)()でした。

「うちは、お(とう)さんとお(かあ)さん、ほとんど口をきかないから。そんな結婚(けっこん)も、いやだなぁ……」

ユサがつづけていいます。

「うちは、お(かあ)さんとお(とう)さん、なかがいいと(おも)う。だけど、結婚(けっこん)したいって(おも)えない……」

















 

4.くるしかったり、こわかったり・(みじか)いほうがいい

(ほそ)ながい()のかさなった屋根(やね)の、のさきす。

ヤシの()をあんだマットに、ユサがあぐらをかきました。

(かあ)さんが、グローブのような(かたち)をした()に、(しろ)っぽい(にく)をのせてってきました。

「さぁ、()べなさい。今日(きょう)、とってきたばかりよ」

「やったぁ、カメだ。カメの(にく)ってブタの(にく)に、よくにてて(だい)すき。でもカメ、かわいそう」

「そうね。カメをとってくると、集落(しゅうらく)(おとこ)(ひと)はみんな、()かげにひっくりかえしにして、何日(なんにち)(いき)きたまま、おいとくわね」

「かわいそうだから、ころせないんでしょう」

「そう。でも、うちのお(とう)さんはちがう。かわいそうだから、すぐにころすわ。カメがくるしむのが、(みじか)くなるようにって」

「いつころされるか、こわがってるのだって、(みじか)いほうがいい。そのほうがやさしい」

















 

5.ケガをしたニワトリ・やさしいお(とう)さん

母屋(おもや)のゆか全体(ぜんたい)に、ヤシの()をあんだマットがしかれていました。

がっしりした(こし)に、茶色(ちゃいろ)いぬのをまいています。

(とう)さんが、屋根(やね)ののきをくぐって、(はい)ってきました。

「お(かあ)さん。手当(てあ)てをしてやってくれ、(いぬ)にでも()われたんだろう、(はね)にケガをしてる」

茶色(ちゃいろ)いニワトリを、(おお)きな()ではさんでいます。

(かあ)さんが、あゆみよりました。

「まぁ、手当(てあ)てっていっても、どうしましょう」

「なぁに、(はね)がうごかないように、ひもでしぱって、おとなしくさせておけば、3()もすればよくなる」

















 

 6.おとうさんとおかあさんの、きょうどう作業さぎょう

(かあ)さんがニワトリを、()けとろうとします。

「お(かあ)さんがニワトリったら、手当(てあ)てができないじゃないか」

(とう)さんが、あぐらをかきました。

「ほら、おれがおさえてるから、お(かあ)さんがニワトリのからだを、しばってくれ。ちょうどいい(かん)じで、(はね)がおさまってるんだ」

ニワトリが、わかっているのか、おとなしくしています。

「そうだ、そう。お(かあ)さん手当(てあ)て、うまいじゃないか」


















 7.おやは、自分じぶんのしょうらい・あこがれる

(かあ)さんがひもを、ニワトリにまわしています。

(すこ)しはなれたところにユサが、あぐらをかいていました。

≪お(とう)さんと結婚(けっこん)できたお(かあ)さんは、いいな。わたしが(おお)きくなっても、お(とう)さんみたいな(おとこ)(ひと)が、いるかな?≫

手当(てあ)てを()えました。

ニワトリが、ゆかにおなかをつけて、しずかにしています。

≪お(とう)さんみたいな(ひと)だったら、結婚(けっこん)してもいいのに≫







 

8.まとめ

 





やぁ、どふぁらずら。

パパとママ。

ふたりが結婚(けっこん)の、見本(みほん)ずら。




おっと!

こんな(おとこ)()がいるずら。

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