ふしぎ:でっかいカヌー・巨大な足あと

 



やぁ、冬の大三角形(だいさんかっけい)をめぐる旅(たび)へ、ようこそ。

3つのサイトをめぐって、島をたのしむよ!

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-それぞれの画像(がぞう)は “自由(じゆう)と願(ねが)い” の象徴(しょうちょう) -








ものすごい知恵ちえが、あったのかもしれない。

だけど、足(あし)あとは!?








本文は:物語風に5分

<ふりがな> 小学3年生~


もくじ

1.タウパの前書き

2.島の赤ちゃん

3.とほうもないふしぎ

4.しんじられないぐらい

5.むかしはまっくらな世界だった

6.わからないからいい

7.いるはずがないのにある

8.まとめ








それじゃあ、物語(ものがたり)みたいに、いくよ














― そこは、さんご礁(しょう)にかこまれたのしげる島(しま) ―








1.タウパの前書(まえが)き


こんにちは、海(うみ)や林(はやし)ですっぱだかであそぶ、10才(さい)のタウパです。

海(うみ)にでて魚(さかな)をとるのにつかうカヌーは、

大(おお)きいのでも、

大人(おとな)がふたりぐらいしかのれない。

大(おお)きな足(あし)をした、ブアみたいな人(ひと)がのったら、

ひとりでも、

しずんじゃうってばぁ。


















2.島(しま)の赤(あか)ちゃん

家(いえ)のあつまる集落(しゅうらく)のまえは、白(しろ)いすなはまです。

そこにヤシの葉(は)が黒(くろ)っぽく、かげをおとしていました。

黒(くろ)っぽい葉(は)が風(かぜ)におされ、ゆれています。

そこにタウパとどふぁらが、海(うみ)へむいてならんで立(た)ちました。

「うん、わかるよ、あの海(うみ)に平(ひら)べったくある、白(しろ)いすなだけの島(しま)でしょう」

「うううっ、ううう」

うまくしゃべれないどふぁらが、うなりました。

それがタウパには、なんていったかわかります。

「どふぁら兄(にい)ちゃん、しょう学校(がっこう)の先生(せんせい)におしえてもらったからって、いいたいのはわかるけど、あんな島(しま)がもっと大(おお)きくなって、ながれついたヤシの実(み)が、めをだして木(き)になったりして、この島(しま)ができたんでしょう。そんなこと、ぼくだってしってるし――」

どふぁらがすねたように、口(くち)をとがらせました。


















3.とほうもないふしぎ

口(くち)をとがらせながら、どふぁらがかんがえます。

≪ヤシの実(み)は海(うみ)をながれてくるとして、この島(しま)のヤシの木(き)のあいだに生(は)えてる、何(なん)しゅるいもの木(き)は、どうやってここまできたずら……≫

口(くち)をとがらせるのをやめ、うでを組(く)みました。

≪タネが、ヤシの実(み)や流木(りゅうぼく)にのって海(うみ)をわたってきたり、鳥(とり)がはこんできたりしたのかもしれないずら……≫

どふぁらが首(くび)をかしげました。

≪それにしても、あの白(しろ)いすなだけの島(しま)に、みどりがしげり、人(ひと)が住(す)めるようになるまで、とほうもない年月(ねんげつ)がかかるずら……≫


















4.しんじられないぐらい

「どふぁら兄(にい)ちゃん、だけどね、島(しま)に人(ひと)がきてからは、そんなに長(なが)くたってないよ」

どふぁらが、タウパに顔(かお)をむけました。

「ううっ」

「な~んだ。それも先生(せんせい)からきいたんだ。そう1000年(ねん)ぐらいまえに、人(ひと)がたくさんのれる大(おお)きなカヌーで島(しま)にきたんだよ。ニワトリやブタや犬(いぬ)でしょう、それにパンの実みやおイモを持(も)って。そんなにはこべるカヌーは、ものすごいりっぱな木(き)からつくったから、そんな木(き)がはえてるずっと遠(とお)くのりく地(ち)から、くらしやすい場所(ばしょ)をさがしてきたんだよ」

「ううううう」

「あたりまえじゃん。今(いま)、漁(りょう)にでるときにつかってる、カヌーとおなじだよ。そのときだって、葉(は)っぱをあんでつくった、めちゃくちゃでっかい帆(ほ)に、風(かぜ)をうけてはしったんだ」

どふぁらが海(うみ)へ、顔(かお)をむけました。

≪キャプテンクックが帆船(はんせん)にのって、世界(せかい)の海(うみ)をたんけんしたときより、ずっと、ずっとまえのことになるずら。島(しま)についてから、のこしてきた人(ひと)たちを、むかえにもどったという。その人(ひと)たちは、どれほどすぐれた航海(こうかい)じゅつを、持(も)っていたずら……≫

どふぁらが、しんじられないとばかりに、首(くび)をよこにふりました。


















5.むかしはまっくらな世界(せかい)だった

よこからタウパが、どふぁらの顔(かお)をみあげます。

「ねぇそんな、じゅぎょうで先生(せんせい)がはなすことより、ブアのことをおしえてよ」

どふぁらが、あぐらをかいてすわりました。

そのまえにタウパが立(た)ちます。

「だってこの島(しま)に人(ひと)がきたとき、空(そら)も海(うみ)もまっくらだったんでしょう」

どふぁらが鼻(はな)に、しわをつくりました。

「ブアは、人(ひと)より先(さき)にこの島(しま)にいたってこと? それとも人(ひと)より、あとからきたの?」

タウパが半歩(はんぽ)まえにでました。

「岩(いわ)にのこってるブアの足(あし)あとは、大人(おとな)の足(あし)の10倍(ばい)ぐらいだから、カヌーにのっていっしょにきたんじゃないよね。そんな大(おお)きな人(ひと)がのったら、カヌーがしずんじゃうもん」


















6.わからないからいい

タウパがまたまえにでて、どふぁらにせまります。

「ねぇ、なんとかいってよ。ブアがやっつけたわるいヤツだって、いつ島(しま)にきたのさ――」

どふぁらが、うでをくみました。

≪閉(と)ざされたくらやみを切(き)りさき、青(あお)い空(そら)と海(うみ)のこの世界(せかい)をつくったブアずら。ブアがどこからどうやってきたか、そんなのわかってたまるか――≫

どふぁらが、そっぽをむきました。

≪わからないから、夢(ゆめ)があるずら≫

「うっ、うう」

「えっ、自分(じぶん)でかんがえろって、なにそれ。しってるならおしえてよ。ずるいってばぁ」


















7.いるはずがないのにある

タウパの大(おお)きな声(こえ)が、ヤシの木(き)のあいだにきえていきます。

≪ブアの足(あし)あとがひとつだけ、島(しま)のはんたいがわの海(うみ)べの岩(いわ)に、しっかりのこってる。それをみたおいらは、ほんとうの足(あし)のあとにしかみえなくて、びっくりしたずら≫

どふぁらが目(め)をつぶりました。

≪岩(いわ)が2~3センチへこんで、指(ゆび)やかかとの形(かたち)、土(つち)ふまずのかんじまで、それこそ人間(にんげん)の足(あし)そのものずら。人間(にんげん)じゃないのは、そのでかさずら≫

目(め)をつぶったまま、首(くび)をかしげます。

≪そんな巨人(きょじん)、いるはずがない。それなのに足(あし)あとがある。かんがえたら頭(あたま)がへんになるずら≫








8.まとめ







やぁ、どふぁらずら。

でっかいカヌー・巨大(きょだい)な足(あし)あと。

タウパのいう、大人(おとな)の足(あし)の10倍(ばい)は、オーバーずら。

んだが、

カヌーにのって人(ひと)がきたのも、岩(いわ)についてるブアの足(あし)あとも、

どっちも、ほんとうずら。




おっと!

こっちは、言(い)い伝(つた)えずら。

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