心は悪魔、それとも天使?





やぁ、冬の大三角形(だいさんかっけい)をめぐる旅(たび)へ、ようこそ。

3つのサイトをめぐって、島をたのしむよ!

<はじめての子は> 

めぐってる子は、ここは島(とう)みんの思いのページ、さぁ本文へ ↓ 




-それぞれの画像(がぞう)は “自由(じゆう)と願(ねが)い” の象徴(しょうちょう) -








こんなこと島しまじゃなきゃ、きっとありえない。

だけど、君(きみ)だったら、どうするんだろう?








本文は:物語風に4分

<ふりがな> 小学3年生~

もくじ

1.タウパの前書き

2.またこわい目に!

3.悪魔かな?

4.天使じゃない

5.家をたずねる

6.おねがい元気になって

7.いっ気がいい

8.まとめ





それじゃあ、物語(ものがたり)みたいに、いくよ















― そこは、さんご礁(しょう)にかこまれたのしげる島(しま) ―








1.タウパの前書(まえが)き


こんにちは、海(うみ)や林(はやし)ですっぱだかであそぶ、10才(さい)のタウパです。

ルイトとガギは、ぼくとおなじ学年(がくねん)。

小(こ)がらなルイトと体(からだ)の大(おお)きなガギは、いつもつるんでる。

ぼくは、

ふたりのこといえるほど、いい子(こ)じゃないけど、

ふたりは、悪(わる)ガギなんだってばぁ。


















2.またこわい目(め)に!

「もうしないって、いったじゃないか!」

ルイトが、ヤシの木(き)にのぼりはじめたガギに、いいました。

「いったぜ、だけどあのときは、おどろいたからだ。太陽(たいよう)なんておれたちを、みてるだけで、なにもできやしねぇ」

「じゃあどうして、魚(さかな)のほねが――」

ガギが木(き)をまえにして立(た)っているルイトに、顔(かお)をむけました。

「つべこべいってないで、ルイトもはやくのぼれ」

ルイトが木(き)にちかづきます。

「しょうがないなぁ、またこわい目(め)にあってもしらないからな」

ガギが木(き)をのぼり、そのあとをルイトがおいかけます。

💦 こわい目(め)にあったページは、こっち >


















3.悪魔(あくま)かな?

ヤシの葉(は)のしんにのったルイトが、手(て)のこうで口(くち)をぬぐいました。

「やっぱりうすめない、原(げん)えきのままのヤシのじゅえきはうまい!」

ガギが口(くち)からうつわを、おろしました。

「あったりめぇじゃねぇか! ヤシの芽(め)からふきだしたばかりだぜ」

ルイトがうれしそうに、ほほえみます。

「人(ひと)の家(いえ)のじゅえきを、ぬすんでのんでるのに、おいしいなんて、ぼくたち悪魔(あくま)みたいだね?」

うつわを口(くち)にはこんだガギが、ジロッ、とルイトをみました。

ガギとルイトがうつわをもどし、ヤシの木(き)からおります。


















4.天使(てんし)じゃない

ガギとルイトが、ヤシの木(き)とヤシの木(き)のあいだをあるきます。

「ぬすんだ魚(さかな)だってうまかったから、ルイトのいうとおり、おれたちの心(こころ)は、すくなくとも天使(てんし)じゃねぇな」

ルイトが目(め)を大(おお)きくしました。

「あれっ、子犬(こいぬ)だ。草(くさ)にうもれて、どっちにいこうか、とまどってるみたいだ」

ルイトが子犬(こいぬ)を、ひろいあげます。

「まだ、生(う)まれたばかりじゃねぇか」

「どうして、こんなところに?」

「お母(かあ)さん犬(いぬ)から、おっぱいをもらわなかったら、死(し)んじまうぞ」

ルイトとガギが、目(め)をあわせました。

「母親(ははおや)をさがすぞ――」

ふたりが、はしりだします。


















5.家いえをたずねる

ルイトが子犬こいぬをだいてガギと、道みちにでました。

「ここでさいごだよ。集落しゅうらくのぜんぶの家いえに聞きいたのに、子こどもを産うんだばかりの犬いぬが、いる家いえがない」

ガギが子犬こいぬをみつめます。

「ぐったりしてもう、弱よわってるみたいじゃねぇか」

ルイトがうでをしずかに動うごかし、子犬こいぬの顔かおをのぞきました。

「もしかしたら集落しゅうらくの犬いぬじゃなくて、林はやしのおくにいる野犬やけんかな?」

「親おやがくわえて、集落しゅうらくのそばまで、つれてきたっていうのか? そんなのありえねぇだろう」

ルイトとガギが、顔かおをみあわせました。


















6.おねがい元気げんきになって

「かわいそうに、このままじゃ、子犬こいぬが死しんじゃう」

「よし、ルイトこっちだ。はやくしろ」

ガギがいそいで、ヤシの木きにのぼりました。

「おれがすぐにおりて、おとしたヤシの実みをわるからな――」

ガギがヤシの実みを木きに、たたきつけます。

「よし、ヒビがはいった」

ガギが実みをかたむけ、じゅえきをこぼしました。

「いいぞ、ルイト。子犬こいぬにのませるんだ」

ルイトが手てのひらで、じゅえきを受うけました。

「だめだよ、ガギ。もう子犬こいぬに、のむ力ちからがない」


















7.いっ気きがいい

ガギが、ヤシの実みをほうりました。

「のどがカラカラに、かわいてるだろうに。はらだってペコペコで、それなのに息いきはしてる。つらいだけじゃねぇか。くっそ~、しょうがねぇ――」

ガギがルイトから、子犬こいぬを受うけとりました。

「まさか、ガギ!!」

ルイトがりょう手てで、ガギのうでをつかみます。

「くるしいのが長ながいのと、いっ気きに死しぬのと、ルイトだったら、どっちがいいんだ?」

「そうだけど、かわいそうだよ、ころすのは――」

「あったりめぇじゃねぇか。おれだってやりたくねぇ。でももう、どうにもできねぇ」

ルイトがガギのうでから、りょう手てをはなしました。

「わかったよ、ガギ。もしもぼくだったら、くるしみながら死しんでいくのは、イヤだ」

ガギが子犬こいぬを木きにたたきつけようと、りょう手てを高たかくあげます。








8.まとめ







やぁ、どふぁらずら。

心(こころ)は悪魔(あくま)、それとも天使(てんし)?

どっちだとしても、

みんなが、ルイトとガギだったら、どうするずら?




おっと!

こっちは、それぞれの子(こ)がすきなものずら。

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