ようこそ 冬の大三角形をめぐる旅へ。
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さぁ、ひと息いれて思い描けば、そこは旅先 <はじめての方は>
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だけど、そんな大すきを受けとるって、一生に一度は経験したい!
< 本文は:物語風に3分 >
目次
1.タウパの前書き
2.あっ、ばぁばだ!
3.こっちにきてきて
4.うれしい
5.大はしゃぎ
6.心配になってくる
7.とりつかれてる?
8.幸せ
9.まとめ
それでは、物語のように、どうぞ
1.タウパの前書き
こんにちは、海や林ですっぱだかであそぶ、10才のタウパです。
ぼくも、
おじいちゃんとおばあちゃんから、
ひいひいおじいちゃんとひいひいおばあちゃんまで、
みんな大すき。
だけど、ルルンみたいには、できないってばぁ。
2.あっ、ばぁばだ!
葉をふいた屋根が四隅の柱でささえられ、軒下からはいった光が屋根裏の高いところまで、明るくてらしています。
軒先をあるく人の上半身が屋根にかくれ、ダボッと着た茶色の服と足がみえます。
床にしいたヤシの葉をあんだマットに、おしりをついていたルルンが、りょう手をまえについてたちあがりました。
あぶなっかしい足取りで床のはんたい側へいそぎます。
あるいてきた70歳になるルルンのそう祖母が、
「あらっ、ルルンじゃないか。なんだい首にだきついてきて、
3.こっちにきてきて
奇声をあげたルルンを、おばあさんがだいてたちあがります。
「ばぁば、ばぁば」
「うれしいねぇ、ルルンが出迎えてくれるなんて」
ルルンが言葉にならない、うれしそうな声をあげました。
「そうかい、そうかい、ルルンもうれしいのかい」
ルルンがにぎった片手を床にむけ、下をむきました。
「なぁな、なぁな」
おばあさんがルルンをおろすと、あわててあるきだします。
「じぃじ、じぃじ」
あぐらをかいているルルンのそう祖父が、ルルンにりょう手をだしました。
その手にはいかず、おじいさんの横にルルンがすわります。
4.うれしい
おしりをベタッとつけてすわったルルンが、片手で床をたたきます。
「あらあら、そこはわたしの場所じゃないか、ルルンの横にすわればいいのかい?」
ルルンがりょう手で床をおし、立ちあがろうとします。
「どうしたんだいルルン。そこをどいてくれるのかい?」
立ちあがったルルンが、おばあさんといれかわり、おばあさんが自分の場所にあぐらをかきました。
ルルンが奇声をあげて、おばあさんに近づき、だきつきました。
おばあさんがだきあげ、ルルンがおばあさんのりょう肩を、りょう方の手の平で何度もたたき、叫び声をあげたかと思うと、おばあさんの首にだきつきます。
5.大はしゃぎ
ルルンが一方の手を床にむけ、おばあさんの顔をみます。
「なぁな、なぁな」
「なんだい、おりたいのかい」
床に立ったルルンがふたりから、少しはなれたかと思うと、おじいさんに一目散にむかっていきます。
「じぃじ、じぃじ」
おじいさんのあぐらをかいた足にのってころびそうになり、おじいさんがだきあげ、ルルンが絶叫しました。
だかれたルルンが、おじいさんのりょう肩をりょう手ではげしくたたきます。
「ルルン、どうしたんじゃ。そんなにはしゃいで」
6.心配になってくる
ルルンがまた床におりました。
おじいさんとおばあさんの膝が隣りあう、その前にすわり、それぞれの膝をそれぞれの手でたたきました。
「じぃじ、ばぁば、じぃじ、ばぁば」
ふたりを交互に呼び、うれしそうな声を高々とあげてまたふたりを呼んで、ころがるような高い声をあげます。
おばあさんがルルンに顔を近づけました。
「ルルン、そんなによろこんで、なにがそんなにうれしいんだい?」
ルルンがりょう手をあげ、同時にふたりの膝をたたき、弾んだ声をあげます。
「あらあらまた立って、叫びながら私たちをまわって、もとのところにすわったのねぇ。ルルンはどうしたんでしょう?」
おじいさんが、幸せそうな顔をルルンにむけながら、首をかしげます。
7.とりつかれてる?
毎朝ルルンに会いにくるタウパが、反対側の床のはしにりょう膝をつきました。
ルルンに気づかれないよう、おじいさんがタウぱに手招きします。
タウパがおじいさんとおばあさんを、まえにして立ちました。
「ルルンがへんなんじゃ、みょうにはしゃいで。妖精にでもとりつかれたんじゃないかと、心配になるぐらいじゃ」
タウパに背をむけてすわったルルンが、奇声をあげながらふたりの膝を、たたいています。
しゃがんだタウパが、うしろからルルンの横に顔をだしました。
「おはよう、ルルン」
ルルンがタウパに体をむけ、タウパのりょう肩をたたきます。
「おーよう、タァパ、おーよう、タァパ」
8.幸せ
タウパがルルンをだいて立ちあがりました。
「あれっ、そうなんだルルン。片手で床をさして、おりたいんだ」
床に立ったルルンが、おじいさんとおばあさんに奇声をあげながら、近づきました。
「ルルンは、妖精なんかにとりつかれてないよ。おじいちゃんとおばあちゃんが大すき、をつたえてる」
おばあさんがグシャッ、と顔をくずし笑顔になりました。
「うれしいわねぇ。どれだけルルンは、幸せをくれるんでしょうねぇ」
「まったくじゃ、心配させおって。そうかそうか、こんなに幸せなことはないじゃ」
ルルンが奇声を響かせました。
9.まとめ
こんにちは、どふぁらずら。
心配になるぐらい、まっすぐな気持ち。
大すき!
おいらもはやく、おじいちゃんになりたくなるずら。
おっと!
こっちは、ちょっと勇気がいるずら。
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