勉強なんてきらい、でもすきなことがある

 



やぁ、冬の大三角形(だいさんかっけい)をめぐる旅(たび)へ、ようこそ。

3つのサイトをめぐって、島をたのしむよ!

<はじめての子は> 

めぐってる子は、ここは島(とう)みんの思いのページ、さぁ本文へ ↓ 



 

-それぞれの画像(がぞう)は “自由(じゆう)と願(ねが)い” の象徴(しょうちょう) -








勉強べんきょうより、すきなことしてるほうがいい。








本文は:物語風に6分

<ふりがな> 小学3年生~


もくじ

1.タウパの前書き <なんでするのかわからない>

2.勉強なんてきらい・友だちがすき

3.こまってる友だち

4.こまってる友だちを助ける

5.たくさん知りたい・むずかしいことでもがんばる

6.元気に答えるぐらいすき

7.まとめ <きらいだって、するようになる>








🐌 それじゃあ、物語(ものがたり)みたいに、いくよ















― そこは、さんご礁(しょう)にかこまれたのしげる島(しま) ―








 1.タウパの前書まえがき <なんでするのかわからない>


こんにちは、海(うみ)や林(はやし)ですっぱだかであそぶ、10才(さい)のタウパです。

勉強(べんきょう)をすきな子(こ)より、きらいな子(こ)のほうが、島(しま)には多(おお)いです。

ぼくも、そのうちのひとりだってばぁ。

だって、

なんで勉強べんきょうしないといけないのか、

わからないんだもん。


















 2.勉強べんきょうなんてきらい・友ともだちがすき

ヤシの葉はを、あんだマットです。

ゆか一面(いちめん)に、しいてあります。

タウパが、せい服(ふく)のたんパンをもって、すわりました。

「ちょっと、タウパったら、せいせき、悪(わる)いままじゃない」

そういったお母(かあ)さんが、お父(とう)さんにむきました。

「お父(とう)さん、タウパに勉強(べんきょう)するように、いってください」

お父とうさんは、プロレスラーのような、大おおきなからだをしています。

こしに、茶色(ちゃいろ)いぬのをまいたすがたで、あぐらをかいていました。

ほほえみながら、やさしい言(い)い方(かた)です。

「タウパは、勉強(べんきょう)がきらいか?」

タウパが、たんパンに両足(りょうあし)をいれ、立(た)ちあがります。

「うん、すきじゃない」

しっかりした、言(い)い方(かた)です。

「タウパ、おまえにはなにか、すきなことがあるか?」

「ある。友(とも)だちとあそぶこと」

タウパが、元気(げんき)よく答(こた)えました。

「友(とも)だちがすき!」

「それじゃあ、友(とも)だちを、大事(だいじ)にしてるのか?」

「うん」

タウパが、深(ふか)くうなずきました。

「だったら、いいじゃないか、お母(かあ)さん」

 タウパが、屋根(やね)の下(した)から外(そと)へ、とびだしました。

















 3.こまってる友(とも)だち

ギギのお母かあさんが、家いえの中なかにむいて、地面じめんに立たっています。

両方(りょうほう)の太(ふと)ももを、高(たか)くつくったゆかのはしに、あてていました。

ゆかには、ヤシの葉(は)のしんが、ならんでいます。

そこにギギが、すっぱだかで、あぐらをかいていました。

「ぼく今日(きょう)は、小学校(しょうがっこう)に行(い)かない。ダメだっていわれても、行(い)かないから」

「どうして、行(い)きたくないの?」

「だって、だって」

ギギが両目(りょうめ)をつよくつぶり、下(した)をむきました。

「つげ口(ぐち)になるから、いわない」

お母(かあ)さんのななめうしろに、タウパが立(た)ちました。

「どうしたのギギ。はやく学校(がっこう)へ行(い)こうよ」

ギギのお母(かあ)さんが、タウパにむきました。

「ギギ、行(い)かないっていうのよ。学校(がっこう)で、なにかあったのかしら?」

タウパが、ギギに顔(かお)をむけます。

「もしかしたら、トングのこと?」

ギギが口(くち)を、とがらせました。


















 4.こまってる友(とも)だちを助たすける

ギギが口くちを、とがらせたままです。

タウパが、高(たか)ゆかにちかづきました。

「トングのことだったら、学校(がっこう)へ行(い)こう。休(やす)んだら、トングににげたと思(おも)われる」

「でも……」

「じゃあ、いつになったら行(い)くの?」

うつむいたギギに、タウパがつづけていいます。

「今日(きょう)だけ休(やす)んで、明日(あした)行(い)くならいい。でも、ずっと行(い)かないのは、よくない。弱虫(よわむし)になっちゃう」

ギギが、顔(かお)をあげました。

「どういうこと?」

「本当(ほんとう)は、行(い)ったほうがいい、行(い)くべきだ、って思(おも)ってる自分(じぶん)に、負(ま)けちゃう」

ギギがまた、下(した)をむきました。

「ほら、ギギだってトングから、にげたくないんでしょう」

ギギが上目(うわめ)づかいに、タウパをみます。

「学校(がっこう)へ行(い)こうよ。トングが、なにもしてこないように、ぼくが休(やす)み時間(じかん)とか、ギギといっしょにいるから」

ギギが、目(め)をかがやかせました。

横(よこ)においてあったたんパンに、両足(りょうあし)をとおしました。

あるきだしたタウパの横(よこ)に、ならびます。

ヤシの葉(は)のかげをとおり、ふたりの茶色ちゃいろいたんパンが、色いろを深ふかめます。

「だけどタウパ、明日(あした)はどうするの?」

タウパが、ギギに顔(かお)をむけました。

「明日(あした)もあさっても、ギギが平気(へいき)になるまで、ずっといっしょにいるから」

















 

 5.たくさん知しりたい・むずかしいことでもがんばる

ヤシ林ばやしの中なかを道みちが、つづいています。

「ねぇギギは、すきなことってある?」

「うん、あるよ!」

タウパにむいたギギの目(め)が、かがやいています。

「ぼく、ヤシの木(き)がすきなんだ。毎日(まいにち)、おいしいじゅえきを、たくさんだしてくれるし、かにくだっておいしい」

 ギギがヤシの木(き)を、みあげました。

「それに、ほらみて。葉(は)のしんがオレンジの木(き)と、みどりの木(き)があるでしょう。男(おとこ)の人(ひと)と女(おんな)の人(ひと)みたいだし、ヤシの木(き)のことを、いっぱい知(し)りたいんだ」

タウパとギギの後うしろから女(おんな)の子(こ)が、声(こえ)をかけました。

「おはよう。いっしょに行(い)こう」

タウパの横(よこ)に、ならびます。

「いまギギと、すきなことの話(はなし)を、してたんだ。ルルは、すきなことってある?」

ルルが顔(かお)をグイッ、とタウパにちかづけました。

「わたしね。集会場(しゅうかいじょう)って、すごくすてきだと思(おも)うの。高(たか)くて大(おお)きな屋根(やね)の下(した)に立(た)つと、からだがギュッって、なる。屋根(やね)うらに組(く)んであるはしらや、たくさんの屋根(やね)ざいのつくる線(せん)がきれい。大(おお)きくなったころには、女(おんな)の子(こ)もつくってよくなるといいな」

島(しま)では、家(いえ)をたてるのは、男(おとこ)の仕事しごとです。

女(おんな)は、くぎのかわりになるひもや、葉(は)をおりかさねて屋根(やね)ざいをつくります。

「わたし、集会場(しゅうかいじょう)をつくるためだったら、なんだってする。どんなむずかしいことでもがんばる」

















6.元気げんきに答こたえるぐらいすき

まえからも、茶色ちゃいろいたんパンをはいた子こが、あるいてきます。

道みちをまがると、小学校しょうがっこうの入いり口ぐちです。

ルルがタウパとギギの顔かおを、じゅんばんにみます。

「ふたりはなんていったの?」

タウパが、元気(げんき)よく答(こた)えます。

「ぼくは友(とも)だちがすき。こまってたら助(たす)けたい。助(たす)けるためだったら、なんだってする」

それにまけないぐらい、明(あか)るくて大(おお)きな声(こえ)でした。

「ぼくは、ヤシの木(き)がすき」

ルルがふたりにつられたように、大声(おおごえ)をひびかせました。

「わたしは、集会場(しゅうかいじょう)をたてたい」







 7.まとめ <きらいだって、するようになる>







やぁ、どふぁらずら。

勉強(べんきょう)がきらいだって、

ギギやルルはもちろん、

タウパだって、真しんけんに助たすけたいなら、勉強(べんきょう)するようになる。

すきなことがあるのが、いいずら。




おっと!

こっちは、友(とも)だちのことで、なやむずら。

↓

・いない >








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