おねしょ、いやだよね。
だけど、あったかいのが出てるときって、
気持ちよかったりするんだよね。
本文は:物語風に3分
<ふりがな> 小学3年生~
もくじ
1.タウパの前書き
2.くさいったら、ありゃしない
3.ぐっすりねむるために
4.暗くなってきたら、あんまり飲まない・のどがかわく物は、少なく
5.ねる前に、おしっこをする
6.まとめ
それじゃあ、物語みたいに、いくよ
1.タウパの前書き
こんにちは、島に住む10才のタウパです。
ぼくも9才まで、
おねしょ、してたんだってばぁ。
だって勝手に、でるんだもん。
この方法、ぼくにだって、できたから。
きっと、なおるよ。
2.くさいったら、ありゃしない
ヤシの木のあいだの、草むらです。
お母さんが、ふわっ、とマットをおきました。
マットは、タウパのふとんです。
お母さんが木の葉を、あんでつくりました。
「まったくも~、タウパったら、大きくなって、おしっこのりょうが、ふえるんだから」
お母さんの横にタウパが、立っています。
「すっげぇ~。おしっこのあとが、でっかい丸になってる」
「あら、あら、あらっ、どうしたんでしょう。アリがたくさん、マットの下から出てくるわ」
「なんだかアリ、いそいでるみたい」
お母さんが、鼻をつまみました。
「太陽にあたって、おしっこのにおいが、強くなったのよ」
「ほんとだ、たまらなくなったアリが、にげだしたんだ。くさっ、鼻がこわれそうだってばぁ」
3.ぐっすりねむるために
「タウパ、おねしょ、なおすんでしょう」
「うん、だから、小学校でも、小学校から帰ってからも、おもいっきりあそぶ」
「そうね、ぐっすりねむると、おしっこタンクにたまる、おしっこのりょうがへるわ」
「だったら、つかれるように、海でみんなとあそんでくる」
タウパが、走りだしました。
「学校では、つかれるぐらい勉強もするから――」
4.暗くなってきたら、あんまり飲まない・のどがかわく物は、少なく
島では、暗くなる前に、夕ごはんです。
家の横の地面に、ヤシの葉をあんだマットをしきました。
あぐらをかいたタウパが、黄色いパンの実を、つかみました。
「わかってるってばぁ。昼間はいくら飲んでもいいけど、暗くなってきたら、あんまり飲まないんでしょう」
お母さんがマットに、両ひざをつきました。
「のどがかわかないぐらいには、飲むのよ。それと、のどがかわくから、味をこくしないでね」
「わかった。じゃあ、魚につけるしおは、少なくする」
「おねしょがなおるように、あしたもあさってもおなじように、少しのあいだ、つづけましょうね」
5.ねる前に、おしっこをする
「タウパ、ねる前に、おしっこタンクを、空にするのよ。ほら、おしっこをしてきて」
家を出たタウパが、海へ歩きます。
「も~、ねむいのに、めんどくさいなぁ~」
海が、しずかにねむっているようです。
ねむっている人のむねが、上下するようでした。
海のふちが、ちかづいては、とおざかります。
それをふまないようにタウパが、足をひらいて立ちました。
オチンチンを、海へむけます。
「よ~し、飛ばすぞ!」
6.まとめ
やぁ、どふぁらずら。
あそびでも勉強でも、なんでもいいずら。
ぐっすりねむれるように、つかれるぐらいする。
暗くなってきたら、がぶがぶ飲まない。
のどがかわく食べ物を、ひかえる。
ほんでもって、
ねる前に、おしっこ。
おねしょ、なおすずら。
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