みんなでする外遊び・友だちと自然が育む

 


目にやさしい背景色を使用*











子どもたちに、どんないいことが、あるんだろう。








< 本文は:物語風3分 >


目次

1.タウパの前書き<毎日外遊び、勉強が自然に>

2.いつのまにか筋肉が

3.どうやろう、どう楽しもう、と想像力が

4.自分で判断し、みんなで1つのことを

5.楽しみたいから、積極的に

6.やり方やコツは、友だちに聞くのが一番

7.気になって、じっとしていられない

8.まとめ<生活リズム>








それでは、物語風におくります














― そこは、子供がすっぱだかで遊ぶのしげる島 ―







 1.タウパの前書き <毎日外遊び、勉強が自然に>


こんにちは、島に住む10才のタウパです。

「外遊び」の意味、どふぁら兄ちゃんから聞きました。

だって、

ぼくらの遊び場は海や林、いつも外なんだってばぁ。

だからぼくらは、毎日運動してる。

そうすると勉強が、自然にできるようになるんだって。

だけど、

ぼくらはみんなおなじように、

遊んでるから、

違いが、わからないんだってばぁ。


















 2.いつのまにか筋肉が

1年生から6年生の男の子と女の子が、20人ちかくです。

ヤシの木のあいだからでて、浜をくだります。

男の子は細身の子がおおいですが、学年があがるにつれて、腕や足の筋肉が目立ちます。

うしろ姿は、女の子の足が印象的です。

ふくらはぎから足首への、くびれがきれいです。

どの子も全身の筋肉が、バランスよく鍛えられています。


















 3.どうやろう、どう楽しもう、と想像力が

浜をおりた子供たちが、沖へむかって走りだしました。

潮が引いて、白い砂の海底が、広がっています。

ヤシの木が2本、海に沖へつれていかれようとする、途中です。

電信柱のように長い幹が、交差するように重なっていました。

子供たちが、幹にあがって両手をひろげ、平均台を歩いているようです。

根元のほうが太くて、葉がついているほうが、細くなっています。

上にのった幹は、ななめになっていました。

1年生の子が、どこからどうやって登ろうか、想像します。

下の幹はたいらです、葉のちかくへいき、幹にあがりました。

歩きはじめると自然に、両腕が体からはなれ、バランスをとりはじめます。

上級生が上の幹の高いところから、とびおりました。

1年生の子が、自分にもできるか想像し、とびおりたらどうなるか、想像したのかしないのかわからないうちに、とびおりて砂に両手をつきました。

新しい遊びが、はじまりました。

片手を背中にまわした上級生の子がむかいあい、もう一方の手をつかって、落としっこです。

自分たちで想像した遊びです。


















 4.自分で判断し、みんなで1つのことを

体の大きさによって、3つのグループにわかれ、落としっこをします。

落とされたら負け、次の子と交代です。

遊びをスムースに進めようと、自分がどうすればいいか、それぞれが考えて行動します。

協調性が自然にやしなわれました。

幹の上で勝負をしているふたりから、少しさがって次の子が、順番を待ちます。

落ちた子が、列のうしろにならびました。

先頭の子が幹にあがり、先頭になった子がスタートの合図を、幹の上のふたりにおくります。


















 5.楽しみたいから、積極的に

島のほうから3年生の男の子と女の子が、走ってきます。

みんなが遊んでいるのをみて、自分たちもやりたくなりました。

積極的に遊びにくわわります。

ふたりとも列の先頭に入れてもらいました。

ルールもやり方も、わかりません。

どちらもすぐに落とされ、列のうしろにならびます。

ふたりとも一歩横にでて、幹の上のふたりをよく観察します。

どうすればうまくいくかを、積極的に吸収します。

ふたたび挑もうとする気持ちも積極性からです。

ふたりともなかなか落ちず、いい勝負をしました。


















 6.やり方やコツは、友だちに聞くのが一番

また、新しい子がふたり、それぞれ列のうしろに立ちました。

遊びのルールやコツを聞くのに、相手がだれでも関係ありません。

自然にコミュニケ―ション力がつきます。

まえのふたりがうしろをむきました。

「好きなほうの足をまえにだして立って」

「その足とおなじ側の手は背中だからね」

「どこをおしてもいいの?」

「いいよ。それに、いきおいよく押してきたときに、手や体を引くと、相手がバランスをくずして落ちるかもよ」


















 7.気になって、じっとしていられない

1年生の男の子が、ヤシの木からとおざかりました。

砂がくぼんだところに、海水がたまっています。

そこにしゃがみ、おしりが海水にしずみました。

小さい魚がいます。

首をまわして追いかけますが、魚が消えました。

ドキッ、とします。

足首やおしりに魚がふれました。

五感がきたえられ、好奇心がわき、じっとしていられません。

腕をまえとうしろから、おしりの下に入れました。

手が魚にふれ、さらに刺激されます。








 8.まとめ <生活リズム







こんにちは、どふぁらずら。

よく遊ぶ島の子の睡眠、

質がいいずら。

ぐっすりねむり、早起き。

生活リズム、健全ずら。

他にも、集中力がやしなわれたり、

外遊び、みんなでするずら。

友だちと自然が、育んでくれるずら。








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