その時になったら、思いだせないかもしれないから、練習するといいよ。
本文は:物語風に2分
<ふりがな> 小学3年生~
1.タウパの前書き
2.小学生のお兄ちゃんにつれられて
3.足をついたら頭がしずむ
4.つかまえててもらって
5.だら~っとしてれば
6.ういてればつかれない
7.まとめ <だら~っ>
それじゃあ、物語みたいに、いくよ
1.タウパの前書き
こんにちは、島に住む10才のタウパです。
海であそんでると、およげるようになる。
だけど、
そうじゃない子もいる。
そんな子は、
おぼれないように、練習するんだってばぁ。
2.小学生のお兄ちゃんにつれられて
「おまえ、もうすぐ小学校にいくんだよな」
そういったお兄ちゃんのうしろは、海です。
「うん、お兄ちゃんといっしょに、いくんだ」
「だったら、お兄ちゃんについてこい、いくぞ」
「どこへいくの、そっちは、海だよ」
「ああ、海であそべるようになるんだ」
「ぼく、海であそんでるよ」
3.足をついたら頭がしずむ
「お兄ちゃん、ぼくもう足がつかなくなる」
「ほら、お兄ちゃんの手につかまれ」
「わーい、ねぇ、かたにつかまってもいい」
「だけど、ちゃんとついてこいよ」
「どこまでいくの」
「おまえが足をついたら、海に頭がかくれるところまでだ」
「えっ!」
4.つかまえててもらって
「ほら、手をなすぞ」
「やだ、えっ、たすけてー」
「だったら、からだの力をぬいてみろ」
「そんなこといわれても、こわいよ」
「こわいのは、しずむからだろう。力をぬけば、しずまない」
「ほんと!?」
「ああ、空をみながら、からだをだら~っとさせるんだ」
「わかった、やってみるから、ちゃんとつかまえててね」
5.だら~っとしてれば
「ほんとだ、だら~ってしたら、うく気がする」
「そうだろう。海であそんでると、足がつかなくなることがある。その時に、おどろいてきんちょうしたら、どうなると思う?」
「そっか、からだに力がはいって、しずむんだ!」
「こんどは、自分でやってみろ、顔が半分ぐらいしずむかもしれないけど、すぐにういて息ができるから」
「ぜったい?!」
「ああ、ぜったいに、だら~っとするのをわすれるなよ。ほら、手をはなすぞ」
6.ういてればつかれない
「耳が海にはいってても、お兄ちゃんの声が聞こえるだろう」
「うん」
「しゃべれるぐらい、よゆうがあるなら、じょうできだ」
「エヘッ!」
「いいか、ういてれば波がきてもへいき、のりこえられる。ういてるだけだから、つかれない。お兄ちゃんがたすけにいくから、ぜったいにだら~っと、だぞ」
7.まとめ <だら~っ>
やぁ、どふぁらずら。
わすれるな!
だら~っとしたら、うく。
あとは、
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