子どもの感性:自然が育む・星くずの玉





やぁ、冬の大三角形(だいさんかっけい)をめぐる旅(たび)へ、ようこそ。

3つのサイトをめぐって、島をたのしむよ!

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-それぞれの画像(がぞう)は “自由(じゆう)と願(ねが)い” の象徴(しょうちょう) -








子どもと自然(しぜん)は、とってもなかよし。 

自然とむきあえば、あたらしいそうぞうがうまれる。 








本文は:物語風に5分

<ふりがな> 小学3年生~


もくじ

1.タウパの前書き

2.海にうつる星 

3.しずかな夜 

4.すっごく大きな玉 

5.葉をゆらすすごい音 

6.玉が人の声を聞く

7.タウパの感性 

8.まとめ








それじゃあ、物語みたいに、いくよ















― そこは、さんご礁(しょう)にかこまれたのしげる島 ―








1.タウパの前書(まえが)き


こんにちは、海や林ですっぱだかであそぶ、10才のタウパです。

夜、砂浜(すなはま)にすわって星をみる。 

水平線(すいへいせん)のちかくまで星が光ってる。 

いくつも星が、筋(すじ)になってながれる。 

それは、 

天の川からおちた、ブアがころがした星くずの玉なんだってばぁ。 

ぼくは、そうしんじてる。 


















 2.海にうつる星 

 高床(たかゆか)にならぶヤシの木のあいだに、夜の海がひろがっています。 

 海面(かいめん)にたくさんの星がうつっていました。 

 高ゆかのはしにこしかけ、話していたどふぁらとタウパが、マットに横になりました。 

 タウパはスッポンポンで、上をむいています。 

 目をとじたまましずかにいいました。 

「どふぁら兄ちゃん、まだおきてる?」 

 どふぁらは腰(こし)にまいていた茶色いぬのを体にかけて横をむいています。 

「うっ」 

 どふぁらがうまくしゃべれず、うなりました。 

 それがタウパには、なんていったかわかります。  


















 3.しずかな夜 

 タウパが顔を横へむけました。 

「集落(しゅうらく) じゅうでおきてるの、きっとどふぁら兄ちゃんとぼくのふたりだけだよ」 

「うううっ」 

「そう、風がふいてない、しずかな夜だもんね」 

「うう、うううっ」 

「うん、島(しま)の上を大きな玉が、ころがってきた時(とき) いがいはね」 

 どふぁらが心の中で思いました。 

≪今の、やっぱりそうか。なんどけいけんしても、おどろくずら。ヤシ林の上をころがってきて、風のようにすぎていく≫ 

 タウパがかた手をあげ、集落のうらにひろがる、ヤシ林のほうを指さしました。 

「すごいよね、たくさんのヤシの葉(は) が、ざわざわゆれ動(うご) いて」 


















 4.すっごく大きな玉 

 タウパのうでがこんどは、もっと近くの上を指さします。 

「こんどは集落(しゅうらく) から出てすぐぐらいの、ヤシの葉(は)の上を通っていくよ」 

「うううっ」 

「そうだよね。島(しま)のずっとむこうから、ころがってきて通りすぎていくんだから、すごいよね」 

≪すごいなんてもんじゃない。いじょうじたいずら≫ 

 どふぁらがりょう目をパッチリひらきました。 

≪なんでも、閉(と)ざされたまっくらな世界(せかい)を切りひらき、青い空と海のこの世界をつくった男ずら。そいつが空にあがって天の川にかたひじをついて横たわり、手のひらにのせた星くずを玉にして、フッとふいて天の川をころがしてあそんでる。そのブアって名前のやつが、島におりてきたって話しずら……≫ 

 💦ブアの足あとがあるページは、こっち >

















 5.葉(は)をゆらすすごい音 

 タウパが体を、どふぁらのほうへむけました。 

「ブア、島(しま)のずっとむこうのほうの、ヤシ林の上にあぐらをかいてるんだよ。それで丸めた星くずを、ヤシ林の上へふきとばす。そうするところがる玉が丸いみぞをつくって、そこがこぼれた星くずでキラキラ光るんだ。ブアはそれをみて、たのしんでる」 

「うううっ」 

「みたことなんてないよ。でも、きっとそうにちがいない」 

 タウパが鼻の下を、のばした人さし指でこすりました。 

「玉がころがるコースによって、玉の道の光りかたがちがって、ブアはどうやればもっときれいにできるか、くふうしてる」 

 タウパが上をむき、りょううでを上へのばしました。 

「うわっ、またきたよ。こんどは集落(しゅうらく)の上を通っていく。葉っぱがゆれるすごい音がむかってくる!」 


















 6.玉が人の声を聞く 

≪すぐそこを通りやがる。おそろしいずら≫ 

 どふぁらが首をちぢめました。 

≪島(しま)のだれも、ヤシ林の上にあぐらをかく男を、みたことがない。んだが、どうかんがえたって、風がつごうよく林の上を筋(すじ)になってふくとは、思えないずら。ブアの仕業(しわざ)だと、しんじるしかないずら≫ 

「それにしても、でっかい玉だね。うちの母屋(おもや)より大きい気がする」 

 タウパがまたどふぁらのほうへ、体をむけました。 

「ぼく思うんだけど、ブアって歩(ある)けるようになったばかりの子が、海に入ってころびそうになったり、井戸(いど)におちそうになったりするのを、助(たす)けてくれることがあるっていうでしょう」 

 タウパが声をはずませました。 

「ブアのころがす玉って、いくつもの集落(しゅうらく)の上やちかくを通っていくから、ブアが玉をつかって、こまってる人の声を聞こうと、してるんじゃないかって……」 


















 7.タウパの感性(かんせい) 

 タウパがつづけていいます。 

「ころがってくる玉が、ねむってる人の心の声を聞くんだよ。人がねむってる時(とき)って、いろんなことをかんがえてないから、すなおな気持(きも)ちを聞けるでしょう。それを玉がブアにおしえる」 

「うううっ」 

「うん、子どもは、ねむってるから助(たす)けないけど、かなしんでる大人(おとな)をみつけて、よし次は、手をかしてやるか! って思うんじゃないかな?」 

「ううっ、ううう」 

 タウパがまた上をむき、りょううでをたかくあげました。 

「そうだよ。大人は助けてもらったこと、気づかないけど、幸(しあわ)せになる。だってブアは、島(しま)をまもってるんだよ」 

 タウパがおきあがり、高ゆかからとびおりました。 

「くるよ、くる。ほら、すぐそこを通っていくのに、ほんの少しの風もこない。そして星くずが光ってるのもみえない。だけど心の声を聞いてるんだ!」 








 8.まとめ 







やぁ、どふぁらずら。 

星くずの玉、それは島(しま)では自然(しぜん)のうちずら。 

自然をあいてに、そうぞうする。 

タウパの感性(かんせい)、どう思うずら? 


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おっと! 

こっちは、かっこいいずら。 

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