不安・考えても考えても:だったら!





ようこそ 冬の大三角形をめぐる旅へ。

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さぁ、ひと息いれて思い描けば、そこは旅先 はじめての方は 

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- 各画像は “自由と願い” の象徴です -








ああなったら、こうなったらと、想像をふくらませ、さいなまれて辛い。

だったら、いっそのこと――。








< 本文は:物語風に3分 >


目次

1.タウパの前書き

2.だれかれかまわず

3.稀にある

4.不安でならない

5.わかっていても心配になる

6.不安がきえる

7.まとめ








それでは、物語のように、どうぞ















- そこは、さんご礁にかこまれたのしげる島 -








1.タウパの前書き


こんにちは、海や林ですっぱだかであそぶ、10才のタウパです。

考えても仕方がないって、わかってる。

それなのに、

考えちゃうことがある。

そうすると、とまらなくなって……。

たすけてってばぁ。


















2.だれかれかまわず

床一面にヤシの葉をあんだマットがしかれ、そのすぐそばの地面に、ヤシの葉の影がゆれていました。

影を視界のすみにするように、70才をすぎた老夫婦が、床にあぐらをかいています。

夫のジゲは腰に茶色の布をまき、手製の茶色い服を着た妻のボロが、ほんの少し身をのりだしました。

「老いて頭がおかしくなれば、ところかまわず用をたして、突拍子もないことをするっていいますが……」

ボロが、おだやかな口調でつづけていいます。

「その奥さんは、服を着るのをいやがって、子どものようにおぶってもらおうと、だれかれかまわず背中にだきついたそうです」

ジゲが、あきれたように首を横にふりました。


















3.稀にある

ボロが息をはき、りょう肩がほんの少しさがります。

「家族に迷惑をかけてるのに、それがわからなくなるなんて……」

ジゲが首をたてにふりました。

「ああ、ごく稀にそんなことがあるじゃ」

ジゲがまっすぐにボロをみます。

「じゃが、おおくの年寄りが、頭がおかしくなりはじめたら、家族の負担にならぬよう、歩けるうちに自ら林へはいって逝くじゃ」

ボロがジゲと、視線をあわせました。

「ええ、わたしたちもぜひ、いっしょに」

💦 自ら逝くページ(ルビ付き)は、こっち >


















4.不安でならない

ボロがかすかに首をかしげます。

「ですがその奥さん、いつものように、すわって食事をしていて、いきなり頭をりょう手でおさえて倒れたかと思うと、赤ん坊のようにしか、しゃべれなくなったんですって」

ボロが不安そうに眉をよせました。

「なんの前触れもなく、突然にそうなって……」

ボロが視線を床におとし、つづけていいます。

「そんなことが自分の身におきたらと思うと、不安でなりません」

ジゲが、ボロの気持ちによりそうように、そっとうなずきました。


















5.わかっていても心配になる

ボロが大きく息をすいました。

「子どもなら素っ裸でだきつかれても、だれもなんとも思いませんが、わたしみたいな年寄りが、そんなことをしたら……」

ボロが首を横にふります。

「見苦しいですし、だきつかれたほうは、たまりません」

ボロがりょう手で自分をだきました。

「わたしは自分がなにをするか、わからないのがこわいんです。あんなことをしたら、こんなことをしたらと、考えてしまいます」

ジゲが、あごを引きました。

「いくら案じても、なにもかわらん」

ボロがしっかり首をたてにふりました。

「ええ、突然にですから、くるものはきますし、きてしまったら、見苦しい真似をする。それはわかっていますが、それでも……」


















6.不安がきえる

ジゲがりょう肘を、膝につきました。

「だったらどうじゃ、家族みんなの寝具を、新調するというのは? 林にはいって葉を集めるところからじゃ。だれの手もかりずに、わしらふたりだけで、いちからじゃ」

ボロが目をかがやかせます。

「まぁ、とってもいいです。小さな子どもたちのねむる、マットもですよねぇ。そうすると何か月もかかる、大仕事になりますねぇ」

「じゃが、みんなよろこぶ」

「笑顔をたのしみにしながら、アッという間に1日がすぎて、ぐっすりねむれますねぇ」

「そうじゃ、考えとるひまがないじゃ」

「ええ、不安がどこかへ、きえてしまいます」








 7.まとめ







こんにちは、どふぁらずら。

考えても考えても、かわらない不安。

だったら、

いそがしく、するずら。




おっと!

こっちも、どうにもならないずら。

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