思いちがい:わたしは人気者!





やぁ、冬の大三角形(だいさんかっけい)をめぐる旅(たび)へ、ようこそ。

3つのサイトをめぐって、島をたのしむよ!

<はじめての子は> 

めぐってる子は、ここは島(とう)みんの思いのページ、さぁ本文へ ↓ 




-それぞれの画像(がぞう)は “自由(じゆう)と願(ねが)い” の象徴(しょうちょう) -








いるいる、そんなふうに、かんちがいしてる子こ。だからって、悪わるいことじゃない。

イヤな感(かん)じはするけど……。








本文は:物語風に4分

<ふりがな> 小学3年生~


もくじ

1.タウパの前書き

2.すっごい人気者

3.ますますその気に

4.かんたんにまわりに流される

5.さそいにのらない

6.自分を持ってるほうが、うらやましい

7.まわりは助かる

8.まとめ








それじゃあ、物語(ものがたり)みたいに、いくよ















― そこは、さんご礁(しょう)にかこまれたのしげる島(しま) ―








1.タウパの前書(まえが)き


こんにちは、海(うみ)や林(はやし)ですっぱだかであそぶ、10才(さい)のタウパです。 

ツークもぼくたちと、いっしょにあそぶことがある。

だけどぼくは、

個人的(こじんてき)にツークを、さそったことがないってばぁ。

どうしてなんだろう……?


















2.すっごい人気者(にんきもの)

草(くさ)のあいだを白(しろ)っぽい道(みち)がつづいています。

ちゃ色(いろ)い短(たん)パンをはいた子(こ)どもたちが、下校(げこう)します。

タウパの同級生(どうきゅうせい)のルルが、ひとりであるいていました。

≪あっ、ちょっと前(まえ)をあるいてるの、ツークだ。おなじ女(おんな)の子(こ)なのに、どうしてツークはあんなに人気者(にんきもの)なんだろう……?≫

心(こころ)のなかでいい、思(おも)わず声(こえ)をだします。

「えっ! もしかしてまた」

ルルのよこを女(おんな)の子(こ)が、はしりぬけました。


















3.ますますその気(き)に

ルルがりょう目(め)をすこし大(おお)きくします。

≪やっぱり、まただ! ツーク、きのうは男(おとこ)の子(こ)から、おとといは女(おんな)の子(こ)からさそわれて。はしってきてツークのよこにならんだ女(おんな)の子(こ)も、ツークをさそってる……≫

またルルが声(こえ)をだしました。

「ずるい、ツークばっかり人気者(にんきもの)で!」

うしろから男(おとこ)の子(こ)の笑(わら)い声(ごえ)が聞(き)こえてきました。

ルルがふりむきます。

「ルル、そんなこといって、ツークに聞(き)こえたら、ツークがますますその気(き)になるよ」

小柄(こがら)なルイトがいい、大柄(おおがら)なガギがまた声(こえ)をだして笑(わら)いました。

ふたりがルルのりょう側(がわ)にならんであるきます。


















4.かんたんにまわりに流(なが)される

ルルがルイトにむきました。

「ツークがその気(き)になるって、わたしほんとうのことを、いっただけじゃない――」

「ルルは、ほんとうにそう思(おも)ってるの?」

ガギが笑(わら)うのをやめました。

「だったら、お前(まえ)の目(め)はふしあなだな。おれたちはあいつを、さそうことがねぇから、よくわかる」

「なにがわかるっていうの?」

ルイトがあごをツークにむけました。

「ツークがさそわれるのは、ツークがひまだからだよ。もうひとりだれか、いたほうがよかったり、他(ほか)にだれもさそう相手(あいて)がいないから、都合(つごう)がよかったり、ツークは利用(りよう)されているだけだから」

ガギがルイトのあとをつづけます。

「あいつはかんたんに、まわりに流(なが)される。自分(じぶん)を持(も)ってないからな」

















 

5.さそいにのらない

ルルが首(くび)をかしげました。

「どういうこと?」

「たとえばだよ。チコちゃんはお花(はな)がだいすきだよね。学校(がっこう)からかえると、毎日(まいにち)お水(みず)をあげて、大切(たいせつ)にそだててる。だから、お花(はな)よりきょうみがあることにしか、さそいにのらない」

ガギがうでを組(く)みました。

「島長(しまちょう)のむすこのラボだってそうだ。あいつは主島(しゅとう)でくらそうと、高校こうこうの先生せんせいになるために必死ひっしで勉強べんきょうしてる。だからあいつをさそうには、あいつにとってしょう来らいのためになることじゃないとダメだ」

ルルがツークのせなかをみつめます。

💦 チコとラボのページ<ルビなし>は、こっち >


















6.自分(じぶん)を持(も)ってるほうが、うらやましい

ルイトがルルに顔(かお)をむけました。

「それにね、チコちゃんがさそいにのったとしても、お花(はな)に水(みず)をあげに、とちゅうでかえる。ラボだってさそいにのっても、目(もく)てきがすんだらかえるだろうね」

ガギがルルに顔(かお)をむけました。

「ルル、お前(まえ)だってそうだ。だれかの家(いえ)で、家(いえ)や小屋(こや)をたてなおしてたら、そこへいってしょう学校(がっこう)のノートに、たて方(かた)やひものむすび方(かた)を書(か)いてるじゃねぇか。しょうらい、でっかい集会場(しゅうかいじょう)を、たてられるようになりたいんだろう」

ルルが目(め)をかがやかせました。

「ほらみろ。ダラダラあそんでるやつより、そうやって自分(じぶん)を持(も)ってるやつのほうが、おれにはうらやましい」

 💦 ルルがたてたいページは、こっち >


















7.まわりは助(たす)かる

ガギにむいたルルが、自分(じぶん)の鼻(はな)にひとさし指(ゆび)をあてました。

「ガギがわたしを、うらやましいって!!」

「ああ、おれにはこの島(しま)の、長(おさ)になるぐらいの、自分(じぶん)しかねぇからな」

ルルがガギに顔(かお)をむけ、おどろいたように目(め)を大(おお)きくしました。

ガギがツークのせなかを、ゆびさします。

「あいつはダラダラあそんでる。だが、あいつは悪(わる)いやつじゃねぇ。ああいうやつがいると、まわりは助(たす)かる」

ルイトが手(て)をうちました。

「まぁ、ツーク本人(ほんにん)は自分(じぶん)のこと、人気者(にんきもの)だとさっかくしてるから、まわりには好都合(こうつごう)だね」








8.まとめ







やぁ、どふぁらずら。

人気者(にんきもの)だと、思(おも)いちがいをしてる。

ツークは、いつ気(き)づくずら? 

半分(はんぶん)は自分(じぶん)のせい。

のこりの半分(はんぶん)、かわいそうな気(き)がするずら。




おっと!

こっちの子(こ)は、やさしいずら。

↓

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